こんログ~🏍
兎崎 槻一です。
今回は1PCで配信活動や実況者向けのおすすめ設定を紹介します。
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OBSで高画質で配信録画するには?
まず、OBSで配信録画をするにはある程度のPCスペックが必要になります。
現在のOBSの設定は基本的にはグラフィックボードのエンコード能力( NVIDIA NVENC H.264 (new) )を使って低負荷かつ高画質で配信録画することが可能です。
これだけでも十分快適にゲームをしつつ配信録画することができます。
1グラボではfpsが下がってしまう…
配信録画をやったことがある人は分かると思いますが、配信録画をしていないときよりfpsが出ていなかったりカクついてしまったりとスペックが低いグラボを使っていたらこのような経験をする人は多いと思います。
そのため設定を下げざる負えない状況に…
PCへ2つ目のグラボを取り付ける
と言うわけで今回の話の本題に入っていきます。
▲マザーボードの空きスロットに2枚目のグラボを挿していきます
▲2枚目を挿すとこんな感じ、VGAのケーブルがない場ない場合は補助電源が必要のないグラボを購入する必要があります
2つ目のグラボに配信録画の役割をさせよう
2つ目のグラボに配信録画の役割をさせるってどういうこと?となると思いますがOBSの設定でエンコード作業をどのグラボに割り当てるかを決めることができます。
▲GPUの部分が指定しているグラボです
・GPU 1 マザーボードに刺さってある上から二番目のグラボ
・GPU 2 マザーボードに刺さってある上から三番目のグラボ
このような感じで数字で指定したいグラボを設定します。
▲録画をするとvideo encoderのグラフが出てきているので確認してください。こちらで確認すればどのグラボを使用しているのかわかります。
私のPCの構成を紹介
参考に私のサブPCで2グラボ構成の見た目を見ていきましょう。
配線が汚いのは目を瞑ってください(笑)
一番上のグラボがRTX3060Ti
2枚目がGTX1660Tiの構成です。
RTX3060Tiがゲーム用でGTX1660Tiが配信録画用って感じです。
余り物で構成したのでこのような感じになってしまいましたが2グラボ構成にするとこのようになります。
3000番台のグラボはどれも3スロットの厚みがあるのでマザーボードのPCIEのレーンが隠れて2枚目挿せないなんて事もあるかもしれませんね。
あと、グラボが2枚あるので大量にモニターを繋げることができます。この構成だと9枚のモニターを繋げることができますね(笑)
メリットとデメリット
●メリット
・高画質で配信録画できる
・fpsの向上が見込める
・モニターをたくさん繋げる
・グラボにもよるが4Kの配信録画もできる
・2PC環境にするよりコストが安くすむ
●デメリット
・PC内の温度が上がる
・PC内の配線が増える
メリットとデメリットはこのような感じ時なりました。
グラボは安いパーツではありませんが二つ目のPCを購入するコストと比べればだいぶ安上がりですね。
ただBTOのPCにVGAの予備ケーブルがついているのかは分かりませんのでこの構成をする前に確認はしておかないといけません。
実際にゲームして変わった?
2グラボ構成にしてしばらく配信録画をやってみた感想ですが、RTX3090を使用している環境下なのでfullHDでの配信録画はあまり恩恵を得られなかったと思います。若干fps出てるねくらいでした。
ですが2K、4Kで配信録画すると効果は顕著にみられるようになってきました。グラボ1つだけだと使用率が100%になってカクカク状態でしたが2つ目のグラボに配信録画を分けてあげることでfpsが安定していました。
効果がかなりあったのでグラボが余っていたら是非やってもらいたい構成です!