こんログ~🏍
兎崎 槻一です。
今回はPCのスリーブケーブルを配線から作っていこうと思います。
▼下記SNSで情報を発信しています
使用する物
・圧着ペンチ
・ヒートガン(ライターでも可)
・ワイヤ (規格 UL1007)
・スリーブケーブル
・コネクターピン
・熱収縮チューブ
・ケーブルコーム
▼スリーブケーブル販売サイド(コネクター、ピン抜き工具も販売しています)
↓コネクターピンもAmazonで揃えたい方。MOMA GARAGEより安く購入することができます
▼今回はケーブルを延長する訳ではないのでオスのコネクターピンは必要ありませんが延長で作りたい方はこちらのコネクターピンも購入してください
▼こちらのサイトでも配線とコネクターピンを購入できます。Amazon以上に安く大量に買えます
ケーブルを作ります
今回はグラボの補助電源のケーブルを作っていきます。
▲RTX3060Tiの補助電源だけスリーブケーブルではないので上の自作スリーブと同じ物を作っていきます。
長さは28cmにします。RTX3060Tiは8pinと6pinの補助電源が必要なので14本の配線を切っていきます。
▲配線はUL1007 太さは18AWGです。こちらはミスミというところで100mを購入しました。
▲6pinと8pin分28cmで切り終わりました。次は被覆をむいていきます。
▲ワイヤーストリッパーで被覆をむきます。初めて使いましたがとても使いやっすかったです。
▲5mmほどむきました。コネクターピンに差し込んだ時だいぶ余ってしまったので被覆は3mmくらいむいておけばちょうどいい感じになると思います。
▲今回は延長ケーブルではないのでメスのコネクターピンを使います。今回は28個使います。
▲コネクターピンに線を差し込みます。ねじってから差し込むと入れやすいです。
▲カシメていきます。中の銅線と被覆部分をカシメます。
▲カシメ終わるとこのような感じになります。被覆のカシメが出来ていないと配線が抜けてしまうので気を付けましょう。
▲両方カシメ終わりました。これをあと26個やっていきます。
▲28本分終わりました。次はスリーブケーブルに作った配線を入れていきます。
▲今回使用するスリーブケーブルは、黒、白、ROGの3種類を使います。太さは4mmです。
▲全部通し終わりました。
▲次は熱収縮チューブをヒートガンで収縮させてスリーブケーブルの端を溶かしていきます。
別に溶かさなくても収縮チューブで止めるだけでもオッケーです。
熱収縮チューブがあると見た目が気になるので私はつけないようにしいています。
▲熱収縮チューブをヒートガンで炙り続けるとスリーブケーブルが溶けます。
白色のスリーブケーブルなので熱収縮チューブの色が若干映っちゃってますね。
これを全部にしていきます。
▲次はコネクターに差し込んでいきます。
▲コネクターに差し込み終わりました。
配線をさす場所はそれぞれ違う場所にさすので使う電源の配線を見比べて配線しましょう。
▲最後はPCに組み込んで終わりです。
これで無事PCが起動できれば無事完成になります。
最後に
今回は自作をスリーブケーブを作るということで必要パーツから作り方を説明しましたが、自作で配線を作るにあたって発火などの火災が発生する可能性があるので知識がない方はおすすめはあまりしません。配線から自作するより電源についている配線にスリーブケーブを通すだけでも大丈夫なので、初めてするならこの方法がリスクは低くできると思います。配線から自作したい方は、MODPCみたいなのを作りたいなどの理由から自作するこだわりが強い方だと思います。私もこだわって作ってみましたが思い通りのデザインにいっていないので後々変更があるかもしれません。ちなみに今回自作スリーブケーブルを作りましたが一年前にマザボの24pinと8pinを作って一年間問題はなかったです。
最後に完成後の写真をどうぞ
(ハードチューブにしたいなぁ… )